キーボードで譲れない3つのポイント


Acer W3-810用Bluetoothキーボード W3-BTKEYBOARDの紹介記事「Iconia W3用Bluetoothキーボード 本体側設定」では、純正Bluetoothキーボードの外観や設定など、ある程度、客観的な紹介をしました。今回はかなり主観的な”感想”になってしまうことを最初にお断りします。

★ 譲れないポイントその1:キーストローク

キーストロークとは、キーを押したときにどれくらい沈み込むか(押し込んでいけるか)の深さのことです。またキーストローク感とは、押しこんだ時の感触、抵抗感(力を入れないと押せないのか、スッといけちゃうのか)などのことです。
キーストロークが深すぎると、指を余計に動かさねばならないので疲れてしまいます。逆に浅すぎるとちゃんと押せたか不安になったり、押しそびれたりします。
キーストローク感が強過ぎるとこれまた疲れてしまいます。ひどいと指がつっちゃうかも。キーストローク感が弱過ぎると、押した感がなく、ミスタイプにつながります。
これら二つは、キーを打つスピードが速いほど、上記の不具合が生じる率が上がります(と言う気がします)。
丁度いいのはどれくらいかですが、例のHHKBの最上位モデル(Happy Hacking Keyboard Professional2 Type-S 白/無刻印(英語配列))だと、キーストロークは3.8 mm、キーストローク感は押下圧 45g。確かに、これまで使ったキーボードの中では一番いいと思えますので、これが基準でしょう。

HHKBのキートップ

HHKBのキートップ(以前、もらったストラップです)

調べたのですが、残念ながら公式ホームページではW3-BTKEYBOARDのキーストローク値分かりませんでした。スタンド+ケース機能付きで“1台3役”――「Iconia W3-810」の専用BTキーボードを試す – Infoseek ニュースによると 1.5 mmとあります。確かに、そのくらいでしょうか。HHKBの半分以下です。
なんですけれども、押下圧がそこそこあるようで、意外とクリック感、キーストローク感が得られます。そんなに悪くないんですよ。まだ使い込んではいませんが、そこそこ長い文章を打ち込んでも間違いを犯すことはなく、いい感じです。合格圏内と言えます

★ 譲れないポイントその2:キー形状

キー配置はホームポジションを基準に考えます。キーボードの”f”と”j”のキートップ(キーの天面、文字の書いている面)にだけに小さな突起があるのをご存じでしょうか。左手人差し指を”f”に、右手人差し指を”j”に置くのが標準の使い方とされ、ホームポジションと呼ばれています。キーボードをみなくてもホームポジションに両人差し指を置けるよう、突起がついているのです。これはタイプライターの時代から変わらないルールです。
ホームポジションに指を置くと、どのキーをどの指で押すか決まってきます。エンターキーやバックスペース(BS)キーは右手小指で押すことになります。よく押すキーなのに、力の弱い小指に割り当てられているのは理不尽ですが致し方ありません。
前にも書いた通り、Acer W3-810用Bluetoothキーボード W3-BTKEYBOARDはエンターキーの形に特徴があります。左側から配置を決めていったのか、右端にあるエンターキーは普通のキーボードよりも細いんです。キーボードを見ずに小指で押そうと思うと、ある程度の大きさがないと外してしまうんですよ。指を落とす範囲をより正確にするため、慣れが必要です。これはちょっと辛い。
あと、BSキーの横に配置された「|、¥」キーに至っては通常の半分の細さ。この細さには慣れることができないでしょうから、ブラインドタッチは不可能です。
この二点が痛い。大いに改良を望みます。普段、ほとんど使わないCaps Lockキーこそ細くしちゃえばいいのに。

KeyPosition

キー形状の問題

まあ、救いと言えば、Iconia W3の画面サイズだと、画面とキーボードの両方を視界に入れながら作業することになるので、”よそ見をしながらの”(例えば原稿に目をやりながら)キータッチでなければブラインドタッチできなくても困らないと思われます。なので結果としては合格圏内と言えます

★ 譲れないポイントその3:キー配列

結論から言うと、譲れないと言いつつ諦めている話です。
キーボードのキーの配置には大きく二系統あります。正式名称を知らないのですが、いわゆる「英語配列」と「日本語配列」って奴です。これらは、アルファベットに割り当てているキーの配置は同じなのですが、記号類の割り当てが異なっています。上段の数字キーに割り当てられている記号を比べてみると、以下のようになっています。

英語配置
記号 ! @ # $ % ^ & * ( ) _ + |
数字 1 2 3 4 5 6 7 8 9 0 = \
日本語配置
記号 ! # $ % & ( ) = ~ |
数字 1 2 3 4 5 6 7 8 9 0 ^ \

キーボードを見ずにキーを打つためには、キー配列を記憶し、「指で覚える」必要があります。そのための教則本も出ていますし、ソフトもありますね。そのようにして覚える時には、たぶん英語配列もしくは日本語配列のどちらかに決めているはずです。両方を使いこなす練習をした人はあまりいないでしょう。
そう。本当は自分が覚えた・身につけたキー配列のキーボードが欲しいんですよ。でも、両方の配列を販売しているケースはまれです。かく言うW3-BTKEYBOARDも日本語配列のみです。残念ながら私は英語配列でブラインドタッチを練習したので、日本語配列だと記号を打つにはキーボードを見ないと間違ってしまいます。
両方の配列のキーボードを販売するとなると、コストアップになり、ひいては販売価格が上がってしまうでしょう。それは望むところではありません。
ということで、譲りたくないポイントではありますが、譲ることにします。

(もう一つの議論としてUNIX配列とPC配列の問題もあるのですが、こちらは割愛。)

以上、偉そうに語ってしまいましたが、仕事をするにせよ、趣味でブログを書くにせよ、キーボードは入力の”道具”として欠かせない・中心となるものです。効率よく、気持ちよく作業するためにはこだわりたいものです。
よって、与えられたものを受け入れつつも、こだわりポイントについては言い続けたいと思います。


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