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2019-11-12

ヒドラは二十日間で全ての細胞が入れ替わる by  Science News


Copyright STEFAN SIEBERT AND YASHODARA ABEYKOON/JULIANO LAB AT UC DAVIS

情報源: Mapping how hydra regrow cells may demystify regeneration | Science News

再生能力を持つ生物は多い。トカゲの尻尾切りやら、半分に切られても再生できるプラナリアは有名。しかし、我々人間を含め、“普通”の生物でも新陳代謝として細胞が新しいものに入れ替わる現象は一般的な現象だ。福岡伸一の「生物と無生物のあいだ (講談社現代新書) 」で有名になったが、生物の身体はいわゆる“開放系”で、構成要素の細胞も個々には崩壊し(死に)、新たに生まれた細胞が取って代わる。

そんな細胞入れ替えの様子を、カリフォルニア大学の生物学者Celina Julianoは、RNAに蛍光塗料で着色してマーキングすることにより、映像として捉えることに成功した。
その研究によると、ヒドラの全ての細胞は入れ替わりを起こし、しかもその周期は二十日間。ヒドラは一ヶ月弱で全く新しく生まれ変わることが分かったのだ。

生物学的にもとても興味深い話だが、「個体のアイデンティティって何なのだろう?」というちょっと哲学的な疑問も浮かんでしまう。 中身が全て入れ替わるというのに、その個体は依然として“一つ”の生物として認識される。人間で言えば、細胞が入れ替わろうとも「自分は自分」という意識がある。その一貫性、継続性は何処から来るのだろうか。そんな点も明らかにしていって欲しいと思えた。

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