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2018-11-18

エディアカラ生物群のディッキンソニアは“動物”だったと判明 by Science News


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情報源: Cholesterol traces suggest these mysterious fossils were animals, not fungi | Science News

カンブリア紀の生物進化の“爆発”でアノマロカリスなどが登場した話は、スティーヴン・ジェイ グールド著「ワンダフル・ライフ―バージェス頁岩と生物進化の物語」で有名になった。が、そのカンブリア紀生物群の登場前にも、まさに“ワンダフル”な生物群が現れ、そして(たぶん)絶滅していたのだ。それがエディアカラ生物群。詳しくは「「エディアカラ紀・カンブリア紀の生物」 : さらに理解が深まってきた彼ら。やっぱりワンダフル!:ぶんじんのおはなし:So-netブログ」で紹介している書籍などを参考にして欲しい。
簡単に言うと、肉食の動物がまだ現れていなかった“平和”な太古の海で栄えた生物群。そのためか、身体はどうやら柔らかかったようで、化石に残りにくい存在。身体自体はなくなってしまったものの、その“抜け殻”が化石として残る形。
そのエディアカラ生物群の代表格が、今回の主役であるDickinsonia(ディッキンソニア)です。びろーんと広がったエアマットのような形で、動物なのか、菌類なのか、それとも小さな生物の集合体なのかも議論が分かれていたのだ。葉っぱの葉脈のようにも見えるが、上記の本に書かれているとおり、よく見ると左右の縞々が中心でズレているのだ!そう、こんな見た目なのに左右非対象。まさにワンダフル! 確かに、そんな動物いないよ、となりそう。

それが今回、この化石からステロイド由来のコレステロールの“跡”が見つかったのだそうです。これは、現世生物だと動物の細胞だけから作られる物質。そのため、「ディッキンソニアは動物」となったのです。

でも、これで一件落着という訳でもないでしょう。上記の通り、左右非対象だったりと、動物としては異質すぎる形態。謎は深まるばかり。エディアカラ生物群、これからも目が離せません。

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