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2019-11-12

火星のメタン濃度の季節変動をCuriosityが発見 by Science News


NASA’s Curiosity rover has found evidence that methane in Mars’ thin atmosphere varies during the year. Higher concentrations appear in late summer and early autumn in the northern hemisphere and lower concentrations in the winter and spring, researchers report in the June 8 Science.

情報源: Curiosity finds that Mars’ methane changes with the seasons | Science News

火星にも、とても薄いながら大気はあるそうだ。主成分は二酸化炭素。95%を占める。あとは窒素とアルゴン、そしてその他諸々。この“諸々”の中に、ごく微量ながらメタンガスも含まれている。一方、地球の大気にもメタンは含まれている。最近では温室効果ガスの一つとして問題視されてもいる。
そんなメタンがなぜクローズアップされるのか。それは、地球上ではメタンの供給源が生物だからだ。メタン生成古細菌(メタン菌)がその主役。地球にあるメタンのほとんどは彼らが作り出している。他にも熱水鉱床のような供給源はあるものの、その生成量はメタン菌に比べるとごくごく微量。そう、メタンがあるということは、メタン菌(のような生物)がいるかもしれない、ということなのだ。

火星探査に励む探査機ローバーのCuriosityは、火星のメタンも測定し続けている。そして、平均して0.41 ppbのメタンが存在していることを見つけ出した。さらには、それが今回の話だが、メタン濃度には季節変動があり、冬には0.24 ppbまで下がり、夏場は0.65 ppbに上昇することを発見したのだ。
残念ながら、それがすぐに生物の存在を示したことにはならない。地表の岩石が温度によってメタンを吐いたり吸ったりする現象は地球でも知られているそうで、その可能性もある。また、実はフラットなデータだが、誤差によって変動しているように見えただけとの意見も出ている。

とはいえ、今回の“発見”はいろいろと期待を持たせてくれる。記事によると、2020年にヨーロッパの探査機が火星に降り立ち、2 mほど地表を掘ってみて探査をするそうだ。さて、掘り出した土の中には何が含まれているのだろうか。結果報告が待ち遠しい。

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