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2018-08-16

ダークマターを持たない銀河が発見される


情報源: A Victory for Dark Matter in a Galaxy Without Any | Quanta Magazine

の記事から。
元ネタはこちら : A galaxy lacking dark matter | Nature

ダークマター(暗黒物質)とは、重力相互作用はするけど(重さは持っているけど)、他の相互作用をしない、理論上の物質のこと。光も発せず、電荷も持っていないので、目で見ることはできない。間接的に、重力レンズ作用を起こしているものとして“観測されている”。

渦を巻く銀河の回転速度を観測によって見積もったところ、目に見えているその銀河の構成要素である星々の質量だけでは計算が合わなかったのだ。見えているものの何倍もの質量が銀河の中になければいけないと算出された。そこで仮定されたのがダークマター。目に見えないけど、質量は持っている存在だ。
その正体はニュートリノじゃないか、いやブラックホールだなどと言われているが、結論は出ていない。

そんな中、ダークマターを考えなくても、見えている星々の分だけで帳尻の合う銀河が発見されたのだ。これが正しいとなると、ダークマターを持つ銀河と、ダークマターを持たない銀河が存在することになる。その違いはどこから生じるのだろうか。銀河誕生の際の条件の違いからか。それとも後からダークマターを取り込んだり、もしくは失ったりすることがあるのだろうか。

ダークマター自体が未確認ではあるが、その正体を知る大きな発見なのかもしれない。今後の観測・研究に期待したい。

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