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2017-08-21

南極が割れていく・・・陸域観測技術衛星2号「だいち2号」(ALOS-2)による観測画像


ALOSの各センサで観測された画像と解析事例を公開しています。

情報源: 陸域観測技術衛星2号「だいち2号」(ALOS-2)による観測画像

画面の一部が徐々に変わっていくのに、それになかなか気が付かない。そんなクイズをTVでよく見かける。緩やかな変化に、人は気が付かない。
北極の氷がどんどんと溶けてしまうというニュースは何年も前から話題になっている。確かに、昔に比べると氷の面積は小さくなっている。でも、TVのクイズではないが、緩やかな変化のせいか、気が付かないというか、関心を余り持たない。

でも、今回の南極での出来事は、誰が見ても気が付くほどの大きな変化だ。重さは1兆トン、大きさは5,800平方キロ(三重県とほぼ同じ大きさとのこと)もの氷の塊が南極から切り離され、“氷山”として海に漂いだしたのだから。煎餅を割って食べるがごとく、パキッと端の部分(といっても上記の大きさ)が本体から剥がれてしまっている。その様子が上空からの映像でしっかりと捉えられているのだ。
もちろん、まだまだ南極本土の端がちょこっと削れただけ。でも、これによって南極大陸の上に載っている氷が海に滑り落ちてくる速度が加速されるそうだ。初めから海に浮いている氷であれば、それが溶けても海面上昇はない。でも、大陸上にあった氷が海に落ちて溶けるとなると話は別。その分、海面は上昇してしまう。東京だって、海抜0メートル地帯があるし、海面上昇は他人事ではない。

地球温暖化対策は待ったなしだ、と言うのがこの観測画像を見るだけでも良くわかる。

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