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2017-10-21

“食物連鎖”を写し撮った化石 by ナショジオ


4800万年前の食物連鎖の貴重な証拠である驚異的な化石が、ドイツのメッセル採掘場で発見された。ヘビの拡散の歴史を大きく書き換える可能性もあるという。

情報源: 「昆虫を食べたトカゲを食べたヘビ」の化石発見 | ナショナルジオグラフィック日本版サイト

食事の後、満腹になって油断したのか、何らかの理由で死んでしまい、そのまま化石になった生物は多いそうだ。そこから、その生物が何を食べていたのか知ることができる。
今回見つかった化石は、昆虫をトカゲが食べ、消化が終わらないうちにそのトカゲをヘビが食べ、そしてトカゲを消化する前にヘビが死んで化石になったもの。そんな、食物連鎖を写し撮った形のまま(三連ってこと)の化石はとても珍しいのだそうだ。確かに、タイミングが難しそう。それぞれの消化が終わらないうちに死んで化石にならなければならないのだから。

パンダは今でこそベジタリアンだが、昔はれっきとした肉食の熊だったみたいだし、現在の生物から安易に食物連鎖・食性を想像すると大きな間違いになる恐れがあるのだろう。トカゲが昆虫を食べたり、ヘビがトカゲを食べるのは当たり前のような気がしてしまうが、それを改めて示したのは意味がある。食物連鎖の階層が分かれば、その時に生きていた個体数の比も推定できるかもしれない。ヘビが一匹暮らしていけた(存在していた)のが分かれば、トカゲや昆虫がその周りにはどれほど一杯暮らしていたのか想像できるという訳だ。彼らの生き様を知る手がかりになるだろう。

この記事にも書かれているが、今回の化石が発見されたメッセル採掘場って、他にも珍しい化石が色々発見されている場所。今後もどんなものが出てくるのか、期待して待つとしよう。

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