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2017-12-15

激レア「幽霊ラン」 by ナショジオ は腐食性植物と呼ばれるランらしい


1855年に英国で発見されたものの、見つけるのが非常に困難で、数十年ごとに突然思いがけない場所で見つかるという幻のランがある。植物マニアの心をとらえて放さない「幽霊ラン」とは?

情報源: 神出鬼没、激レア「幽霊ラン」発見の歴史 | ナショナルジオグラフィック日本版サイト
とのニュースが。
見つかったと思ったら枯れてしまい(育てることができない)、その後は数十年、発見されないことが続いたのだそうです、このラン。
その正体は“腐食性植物”と呼ばれるランのようです。ある種の菌類に寄生して(その栄養に従属して)育つ植物だそうですが、命名された時には寄生されている菌類の存在に気が付かなかったのか、“屍肉を喰らう”存在に思われたのでこんな名前になったとか。寄生性になった生物にありがちですが、“自分で食事をする必要がなくなった”ために、植物なのに葉緑体を持っていない種が多いのでした。弱肉強食の世界、不必要なものをそぎ落としてストイックに生きる連中が生き残っていったのでしょう。

葉緑体を持っていない腐食性植物は色合いが地味。茶色っぽかったりしてとても目立ちにくいようです。また、ほとんどの種がとても小さく、数センチ程度。中には菌類の繁殖する地中の生活が中心で、花も地中で咲かすものもあるとか。そのため、発見するのがとても大変。落ち葉に埋もれてその姿を見ることは難しい。そう、そのために“幻の・・・”となったり、今回のランのように“幽霊・・・”と呼ばれるようになったのです。

寄生している菌類も一緒に育てないといけないけど、それが分からなかったので人工的に栽培することもできなかったんですね。いやぁ、不思議な生物がまだまだいるんだなと、その“多様性”に今回も驚きです。

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