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2017-08-21

神事(諏訪湖 御神渡り)の記録から気候変動を知る By ナショジオ


日本の諏訪湖とフィンランドのトルネ川には、それぞれ冬の結氷日、春の解氷日を記した数世紀前から続く記録がある。国際研究チームがこの記録を分析・解読した。

情報源: 諏訪湖の御神渡り600年の記録が伝える気候変動 | ナショナルジオグラフィック日本版サイト

なるほど、こういう記録も科学に利用できるんですね。これはいい話です。
諏訪湖が完全結氷し、御神渡り(湖表面の氷がせり上がる現象)ができた(できなかった)頻度を年代によって追って行くと、気候変動(温暖化傾向)が見えてくると言うもの。確かに、言われてみればその通りだし、そんな記録をなんで今まで使わなかったのか?と、結果だけを見ると思えてしまう。でも、そう簡単ではなかったようだ。
記事によると、1443年以降、毎年、諏訪湖半の神社の神官が記録を付けていた。当然ながら、そんな過去の文献を読み解くためには、(当時の)文字が読めなければならないだろうし、言葉だって今とは異なっている。古文書を解読しなければならなかったのだ。容易に想像できるように、普通の気象学者には分野が違いすぎて太刀打ちできなかっただろう。大きく分野を超えてチームを組み、各分野の専門家がそれぞれの役割を果たさないと無理な仕事だったのだ。
この研究では、諏訪湖だけではなく、フィンランドでも同様の記録があることを突き止め、それも利用したとのこと。困難さは倍増だ。

その努力が実っての研究成果は、やはり「温暖化は進んでいる」と結論づけているそうだ。

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